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森は生きている
~殻を破って~

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第43回八戸市総合華道展
1600人超の方が来場してくださったようです。
とにかくすごい混みようでした。
6流派のかたがたの力作が約100点展示されました。
デーリー東北の新聞に
「伝統的な生け花のほか、芸術性の高いオブジェのような作品もあり、
注目を集めている。マンサクやサクラなど、
春を意識した花を使った作品が多いのも特徴で、来場者はじっくりと鑑賞している。」
と、記事が載っていました。
脈々と各流派の先生方が努力してきた賜物と感謝の念に堪えませんでした。
私は草月流の平岡先生に長年指導していただきましたが、先生にはもちろんのこと、八戸等の各先生方のおかげと感謝いたしました。何事も協力が大事ですね。
ひとつの作品をつくるためにはたくさんの勉強をします。出品する場を与えてもらえるということは本当に幸せなことです。悩んで悩んで悩みました。でもそれが成長させてくれるのです。
30年教えている先生もなんの花を使うか毎年悩むようですから。
何をかいわんや、ですね。

今回の作品は「12の月のおくりもの」というスラブ民話をモチーフに考え始めました。
ロシアのマルシャークがこの民話で「森はいきている」という
児童劇をつくっていますよね。
あの世界を表現できたら・・・・・

まず、苔を使いたい。
次に苔を生かす花器を何にするか・・・・
木の根っこ!
捜し求めていると出会うものですね。それもほんの偶然で。
必然だったのかもしれません。
私に会うために捨てられる寸前のところで倉庫に眠っていたのかも。

バーナーで雪の上で2度焼きしました。
今度はこの素材をいかし主張させながら作品としてのおもしろみを出すには・・・・・
葉もの。線。
また、流展ではないので造形のおもしろさだけでなく一般受けも考えなきゃないし
花の種類、色彩…分量・・・・
いっぱい考えることがあります。
また、それぞれに与えられた空間を生かし切れるかどうか
本当に「産みの苦しみ」です。


草月の作品はみんなバリエーションに富み見ごたえがあったのではないかと思います。
布作家の友達も来てくれたのですが初めて一緒に連れてきた友達が
「生け花展て堅苦しいのかと思ったら、とても楽しかった。」と、言ってたそうです。
よかったぁ~
その布作家の友達が私の作品をみて、
「あそこの苔のところに妖精を足を組み膝にして座らせたいと思った。」
と、感想をくれました。前に一緒に作品展をしたことがあるのですが
感性が通じるところがやっぱりあったんだと思ってうれしかったです。
作品の説明はなにもしてませんでしたから。
生徒たちもきてくれてとってもうれしかったです。
あの雰囲気を味わってくれれば・・・・

もし来年も番が回ってきたら今度は
モダンな作品を作ってみたいと思います^。^

おばあちゃんが普通の花器に入った
普通のきれいな花がみたいそうなので003.gif
「前の真紅の薔薇の作品みたいなのが好きなの」って
(普段の生け花じゃなく華展だから草月はそういうわけにもいかないんだけど・・・・
でも、いつも応援してくれてありがとう!)
池坊の宮野真水先生が私の作品のようなものが好みみたいで
めちゃくちゃほめていただきとてもうれしかったです。
よくあの木の根っこさがしたねぇ!!って
先生も流木を使った作品を制作されたりするようです。

きれいで心がいやされるのも大事。
きれいなことに惑わされ本質が見えなくなることもある。
さらっと読んで忘れちゃう本もあるし、ずっと心のなかに居座る本もあるし。
難しい。

岩手にいたときの先生に
「あらっ。おや?えっ!って思わせたら作品として成功だよ。」って教えていただいた。

作品は写真ができてきたら、ア ラ カルトにアップしますね。
by komura_biju | 2009-02-23 23:54 |  展覧会
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 草月流一級師範
 顧問 小村 美寿

 日本いけばな芸術協会正会員
 草月会青森県支部会員
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 五戸町文化協会会員

 青森県五戸町字熊ノ沢25-13
 メールアドレス
 komurabiju@gmail.com